いつのまにか4月。桜も終わりましたね~。4月と言えば、世間的には始まりの時期なんですけど、私は昔から、この時期なぜか郷愁を感じちゃうんですよね。
さて、そんなことはさておき、この4月1日から厚生年金の受給開始年齢が引き上げられました。男性はこれまでの60歳から61歳になり、今後も3年ごとに1歳ずつ引き上げられて、2025年度には全員65歳開始になります。その一方で、高年齢者雇用安定法の改正によって、企業は希望者みんなを65歳まで継続雇用するよう義務づけられました。
現在53歳以下の人は、もうみんな65歳定年です!
ということで、「60歳定年」はもう過去のもの。それどころか、お国ではひそかに「70歳まで働ける社会へ!」なんてキャンペーンも始まってるようです。
これじゃあ、職場が高齢者だらけになっちゃうのでは?と、私はその図を想像して、ちょっと複雑な気持ちです。平均年齢が若い新興企業はいいけれど、ただでさえ高年齢層をたくさんかかえた大企業は大変そうだなぁ・・・と。
あくまでも平均の話ですけど、これでいけば、男性が65歳で退職したとして、健康で趣味などを楽しめる期間は5年ってことですよね?70歳まで働くとしたら・・・・あれ!?
日本人は世界の中でも就労意欲が高く、生産年齢人口に占める高齢者の割合も最も高いと言われています。働くのが好きな国民ってことですよね。
でも、本当なんでしょうか?ぶっちゃけ、みんな何歳くらいまで働きたいものなんでしょうか?興味を感じてちょっと調べてみたら、こんなのが見つかりました。電通総研の「退職リアルライフ調査~団塊ファーストランナーの65歳からの暮らし~」。
昨年、団塊世代のファーストランナー(1947年生まれ)が65歳となり本格リタイア期を迎えるにあたって、退職65歳以降の仕事や暮らしに対する意識や行動について調べた調査です。
「団塊ファーストランナーの72%は65才以降も仕事継続を希望、
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現在53歳以下の人は、もうみんな65歳定年です!
ということで、「60歳定年」はもう過去のもの。それどころか、お国ではひそかに「70歳まで働ける社会へ!」なんてキャンペーンも始まってるようです。
これじゃあ、職場が高齢者だらけになっちゃうのでは?と、私はその図を想像して、ちょっと複雑な気持ちです。平均年齢が若い新興企業はいいけれど、ただでさえ高年齢層をたくさんかかえた大企業は大変そうだなぁ・・・と。
みんな何歳まで働きたいのか?
日本人の平均寿命(2011年)は男性79.4歳、女性85.9歳。そして、日常生活を支障なく送れる「健康寿命」(2010年)は、男性70.4歳、女性73.6歳です。(厚生労働省試算)あくまでも平均の話ですけど、これでいけば、男性が65歳で退職したとして、健康で趣味などを楽しめる期間は5年ってことですよね?70歳まで働くとしたら・・・・あれ!?
日本人は世界の中でも就労意欲が高く、生産年齢人口に占める高齢者の割合も最も高いと言われています。働くのが好きな国民ってことですよね。
でも、本当なんでしょうか?ぶっちゃけ、みんな何歳くらいまで働きたいものなんでしょうか?興味を感じてちょっと調べてみたら、こんなのが見つかりました。電通総研の「退職リアルライフ調査~団塊ファーストランナーの65歳からの暮らし~」。
昨年、団塊世代のファーストランナー(1947年生まれ)が65歳となり本格リタイア期を迎えるにあたって、退職65歳以降の仕事や暮らしに対する意識や行動について調べた調査です。
「団塊ファーストランナーの72%は65才以降も仕事継続を希望、
妻の75%も夫が働くことを希望」だそうです!
後でアドレスを書いておきますので、詳しくは調査レポートをみていただけばいいんですけど、レポートのサマリーを読んで、私は少しばかり驚きました。
「雇用延長や定年延長によって、60歳以降も働くことを選択してきた団塊世代は、年金受給年齢となる65歳を迎え、今後の健康や体力の衰えを心配しつつも、まだまだ働いていたいと思い、その妻たちも夫にはまだまだ働いていてほしいといった気持ちを持っていることが明らかになりました。」(以上「退職リアルライフ調査~団塊ファーストランナーの65歳からの暮らし~」より引用)
データで言えばこんな感じです。
なるほど。本当に、多くの人がいつまでも仕事をしたいと思っているのですね。理想は、死ぬまで働く、つまり生涯現役ってことですか?もしそうなら、それはなぜ?
疑問は深まって行きますが、長くなるので、今日はこの辺で。この続きはまたあらためて考えてみたいと思います。
ところで、上記の調査では、65歳の暮らしで不安なこととして、妻たちの45.0%が、「夫が時間をもてあますこと」をあげていました。まわりの女性たちの声をきいても、これにはリアリティがあります(笑)。でもでも、だから65歳以降も働いてほしいというわけではない・・・ですよね?
<参考>
電通総研「退職リアルライフ調査~団塊ファーストランナーの65歳からの暮らし~」
平成24年5月29日
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2012/pdf/2012060-0529.pdf
平成22年都道府県別生命表の概況(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/tdfk10/index.html
厚生労働科学研究「健康寿命のページ」
http://toukei.umin.jp/kenkoujyumyou/
「雇用延長や定年延長によって、60歳以降も働くことを選択してきた団塊世代は、年金受給年齢となる65歳を迎え、今後の健康や体力の衰えを心配しつつも、まだまだ働いていたいと思い、その妻たちも夫にはまだまだ働いていてほしいといった気持ちを持っていることが明らかになりました。」(以上「退職リアルライフ調査~団塊ファーストランナーの65歳からの暮らし~」より引用)
データで言えばこんな感じです。
- 団塊ファーストランナー男性の72.0%が、65歳以降も働くことを希望。
- 団塊ファーストランナー男性を夫にもつ妻の75.0%も夫が働くことを希望。
- 団塊ファーストランナー男性のほぼ4人に1人(24.0%)は、65歳以降の生活の中心が「仕事」。
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電通総研「退職リアルライフ調査~団塊ファーストランナーの65歳からの暮らし~」より引用 |
なるほど。本当に、多くの人がいつまでも仕事をしたいと思っているのですね。理想は、死ぬまで働く、つまり生涯現役ってことですか?もしそうなら、それはなぜ?
疑問は深まって行きますが、長くなるので、今日はこの辺で。この続きはまたあらためて考えてみたいと思います。
ところで、上記の調査では、65歳の暮らしで不安なこととして、妻たちの45.0%が、「夫が時間をもてあますこと」をあげていました。まわりの女性たちの声をきいても、これにはリアリティがあります(笑)。でもでも、だから65歳以降も働いてほしいというわけではない・・・ですよね?
<参考>
電通総研「退職リアルライフ調査~団塊ファーストランナーの65歳からの暮らし~」
平成24年5月29日
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2012/pdf/2012060-0529.pdf
平成22年都道府県別生命表の概況(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/tdfk10/index.html
厚生労働科学研究「健康寿命のページ」
http://toukei.umin.jp/kenkoujyumyou/
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